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2022.11.24 残照に送られて

 令和4年11月24日、細い雨がそぼふる朝でした。丁度、あさの光が差し込み、細い枝先にとまった一滴一滴を輝かせ、平素見ることの出来ない別世界のひと時でした。カメラを手に毎日のように、シャッターチャンスをうかがう女性と、出逢い、私もスマホを向けましたが、出来ばえに、自信はありません。でも、燃え尽きた紅葉を送る、一枚といえるでしょうか…。写真準備中

2022.11.21 燃えつくす、東行楓

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                                 (令和4年11月21日)

 令和4年の秋をしめくくる、東行楓のあでやかな姿です。例年より少しばかり早いでしょうか。

 連日多くのかたが、行く秋を惜しむかのように、足を運ばれ、楽しまれる風景がありました。

 カップルで、親子で、高齢の父母をいたわりながら、とその目的は様々ですが、幸せなひと時を楽しんでおられました。ライトアップも盛況でした。皆様、ありがとうございました。

 東行庵では、これからサザンカ、椿と、冬の花々が咲き継ぎます。特に、千本椿園は実際に千本の椿が、次々と花をつけます。どうぞ、花々の姿をお楽しみください。

 

 

2022.11.16 紅葉谷、晩秋の景

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                                 (令和4年11月16日)      

 あっという間に、紅葉も進み、紅葉谷は、晩秋の景となりました。しかし、清水山の紅葉、最後を飾る「東行楓」は、現在60パーセントほどで、紅のなかに緑もあり、まだまだこれから楽しめます。

 ところで、今月11日、このホームページを開いて、ご覧いただきましたかたが、一日になんと430人でした。これまでで最大のアクセス数、びっくりしました。ありがとうございます。昨年は、290人でしたから、愛読者がいかに増加したかを示しています。

 今後とも、いろいろな話題をアップいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2022.11.13 第27回 奇兵隊及び諸隊士慰霊祭催行

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                                 (令和4年11月12日)

 第27回を数える奇兵隊及び諸隊士の慰霊祭が執り行われました。1996年(平成8年)にはじまり、27回を数えます。当時、吉田町や周辺地域から、お墓をお迎えしていますが、近時では、会津まで出かけてお迎えしたお墓もあります。その数は、140基を数えます。

 その特色は、敵味方にかかわらず祭られていることです。それは、会津の墓地を訪ねると、仏様になったら、敵も味方もないのです。と、同じ墓地に東軍・西軍の隊士の墓碑が並んで祭られているのです。このことから、東行庵でも、同じ精神で敵味方なく並んで祭られています。

 11月12日には、東行庵有福孝岳兼務住職の読経で、約60人が焼香し、厳かに催行されました。

 

2022.11.10 八重アラレ:極めて珍しいサザンカ咲く

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                           (令和4年11月10日)

 名前は「八重アラレ」雪のアラレを思い出させる白さです。どのくらい珍しいサザンカか、と言うことをご説明しましょう。『新選サザンカ名鑑』には、多くのサザンカが紹介されていますが、これは、なんと「日本に2本」の原木が確認されているのみです。

 1本は、東京都立の伊豆大島公園、そして、いま1本がここ東行庵の玄関に、という珍しいものです。上記の図鑑には、豊浦ナーセリー(木本豊彦さん所有・下関市菊川町)となっています。

 特徴は、咲きかけのツボミの先端に、ほのかに紅をさす、ことなのです。写真のように開花すると、どこに紅が…、と、目を凝らす、ところがまたいいですね。木本さんによると、日照時間が左右するそうです。

 やがて、東行庵の庭で、日光をさんさんと受け、大きく輝いてくれることでしょう、楽しみなことです。

2022.11.05 いよいよ紅葉本番:ライトアップも開始

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                                                                          (令和4年11月5日 高杉晋作陶像)

 

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 東行庵清水山の紅葉が、いよいよこれから最盛期。11月5日(土曜日)から27日(日曜日)まで、もみじ谷などがライトアップされます。コロナ禍によって3年振りの開催です。

 清水山には、高杉東行(晋作)の陶像や、墓碑をはじめ、高杉晋作顕彰碑の周囲、その地域に続く紅葉谷に、約100本のモミジが植えられていて、いよいよ最盛期を迎えます。昼間の紅葉も見ごとですが、日没とともにぼんぼりなどに灯がともり、日ごろ見ることの出来ない幻想の世界をつくりだしています。

 地元ボランテイアの皆さんのご協力により、日ごろ接することのない世界が展開しています。

 協力金200円で、お餅や、焼き芋も用意されています。

 維新の英傑:高杉東行のなした業績を振り帰り、散策のひと時をお楽しみくださいませ。

                          

2022.10.31 東行池の紅葉:本番

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                              (令和4年10月31日)

 東行池の周囲は、秋本番!南京ハゼの大木、モミジと、紅葉が美しい時を迎えました。清水山のモミジ谷は、もうしばらくといったところです。

 しかし、コロナ禍もしずまり、3年ぶりに秋の行事「紅葉ライトアップ」などが開催されます。どうぞおでかけくださいませ。ぼんぼりなどでお出迎えします。

 

 ●紅葉ライトアップ

  日時 11月5日(土曜日)~27日(日曜日) 日没から午後9時まで

  会場 東行庵清水山もみじ谷(高杉晋作顕彰碑前広場:テント設営)

  本数 もみじ谷など 約100本

  その他 協力金200円  バリアフリー・車椅子で観賞することができます。

 

 ●奇兵隊及び諸隊士慰霊祭

  日時 11月12日(土曜日) 午前10時30分 聖観音菩薩下祭場(第3駐車場)

     (雨天の場合:講堂)

 

 

  11月11日(金曜日) 午後6時20分ころ、午後6時52分ころ 

     NHK山口 お天気コラボで東行庵から生中継があります。

 

 

2022.10.22 奇兵隊士の曽祖父を偲び、現地に立つ。

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                      (吉田・奇兵隊本陣跡 令和4年10月20日) 

 今年4月のことでした。東京のかたからお電話があり、東行庵のHPに、曽祖父の名前が出ています。と、おどろきの声でした。それは、コロナ禍の学習という意味で、歴史講座のレジュメ”明治維新は読書から”を掲載していることへの反応でした。

 内容は、鳥羽伏見の戦いへ奇兵隊士が出兵するに際し、蔵書(小倉の藩校思永館から持ち帰った戦利品の本が、以後行方不明となること)を、何とか守りたいとの思いから、希望者へ販売することになったものです。それを一人の隊士が購入。ここまでは、単純なことですが、この隊士は、『都鄙問答:石田梅岩著』を購入し、裏表紙の見返しに「此書慶應丙寅年豊前小倉落城之節奇兵隊小荷駄方所為命取之明治戊辰年於吉田陣買得者也 思永館者小倉公学校 長生氏」と記述したことです。若者の奇兵隊士は、読書家で、蔵書家であったことがわかります。

 ところが、文章の記述者長生静夫氏の曽孫が、この行為に感動。東京からわざわざ、下関市吉田の奇兵隊士本陣を訪ねたのです。現在地は東行庵から、約1キロメートルで、奇兵隊士像と解説版のみが建つ殺風景な田園の一角ですが、内容は特筆すべきものです。

 東行庵の講堂には、この本陣のジオラマがあります。2日後の本日10月22日、長野県から訪れたという女性は、念入りにシャッターを切っておられました。後世にこの感動物語が受け継がれることがうれしいですね。

 

 

 

 

 

2022.10.17 アサギマダラ やっと飛来

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                    (令和4年10月16日:写真提供:佐野えりかさん)

 お待たせしました。フジバカマの花にアサギマダラがやっと飛来しました。下関市内各地、この2,3日にやっと飛来です。北陸方面などの気候が例年になく温暖で、南へ行きたくなかったのでしょうか…。

 旅をする蝶、として有名な蝶で、漢字で記すと「浅葱斑」と書きます。羽根のマーキングといって、日付、場所などを書いて、放すと、1000㌔も旅をし、たまたまつかまって、話題になることがあります。写真の蝶は、メスです。メスはキジョランという、ツル性の草に卵を産付けます。キジョランは有毒植物ですが、アサギマダラに限って、毒の害はありません。この頃飛来したアサギマダラが、産み付けた卵が、来春羽化し、やがて蝶に成長し、北へと飛んでゆきます。下関を発って、東北地方で捕獲されることがあります。

 ところでキジョランというツル性の植物は、花をつけるまでに10年もかかるとかです。そして、漢字で「鬼女蘭」と書きます。今年の秋に花をつけると、次の年の秋に、アケビのような実をつけます。そして熟すと黒くなり、弾けると、中から真っ白い2センチほどのヒゲをつけた実が、飛んで行くのです。この実は、平坦な野原ではなく、下関ですと、標高200㍍くらいの森の中でみられます。

 この蝶は、数千キロも旅をすること、美しい浅葱色の姿、さらに「鬼女蘭」と呼ばれる、実の姿。まず第一歩は、庭にフジバカマの苗を植えることです。北九州市立白野江植物公園のお世話で、スタンプラリーがあり、フジバカマの苗を譲ってもらえる事業が実施されています。

 

 

 

2022.10.11 ハギ(萩)が咲き、深まる秋

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                                                                                       (令和4年10月11日)

 文頭からお詫びです。前回はとんでもない間違いで、深くお詫びいたします。東行先生の祖父は小忠太さんです、さらに、東行庵の建設は明治17年です。大変失礼いたしました。

 ところで、今回は、ハギの花が咲き、東行庵の境内地も秋の深まりを感じさせてくれる一コマです。本来、この時機は、旅をする蝶「アサギマダラ」の動静ですが、今年は、やや遅れているようで、いまだに、あの優雅な飛来の姿がありません。次回にはご紹介をと、願っています。

 そこで、東行庵の仏間ですが明治17年(1884)に建設されて、すでに138年経過しています。したがって、玄関の扉の老朽化が進んだため、ただいま、改修中です。

 思えば多くの名だたるかたが、出入りされたことでしょう。これまでは和風の、内側へ観音開きの扉でしたが、左右への引き違いとなります。

 これからも、東行先生や梅処尼(初代庵主)、梅仙尼(2代庵主)玉仙尼(3代庵主)の位牌を参詣に多く方をお迎えすることでしょう。

 東行池の周囲の桜葉も、紅を増してきました。どうぞ秋の一日をお楽しみに、おでかけくださいませ。

 

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