お知らせ
2016.04.14 東行先生150回忌・墓誌碑除幕式を執り行いました
高杉晋作祥月命日の本日、当境内の東行墓前において、150回忌の法要および墓前祭を執り行いました。前日からの雨もあがり、例年に増しての多くのご参列者をお迎えすることができました。
また、ご参列いただきました皆様には謹んでお礼申し上げます。
本年は150回忌にあたる記念事業ということで、東行先生の遺言でもあった墓名を、篤志を募って墓誌碑という形で建立することになり、その除幕式が東行忌に先立って行いました。
松野實應兼務住職らによる散華の式に続いて除幕が行われ、読経・関係者の焼香の後に墓誌碑について地元の直木賞作家古川薫先生から解説をいただきました。
場所を墓前に変えての東行忌墓前祭の合間には、吉田緑こども園の園児による春の交通安全運動出発式が、長州砲の号砲と共に行われました。
続く墓前祭では、同じく吉田緑こども園の園児による散華の舞、中尾友昭下関市長による慰霊の辞の後、松野實應兼務住職による読経、高杉家5代目当主高杉力(つとむ)様を始めとする関係者の焼香が行われました。
祝電披露に続いて、奉納の儀として明暗尺八無常会の皆さまによる尺八演奏、清水流東行庵吟詠会の皆さまによる吟詠、さらに今年は150回忌の記念にお招きした京都・島原の葵太夫による舞踊が奉納されました。
150回忌の墓前祭に大きな彩りを添えていただいた京都・島原の葵太夫さん
「自分の死後には墓前にて賑やかな歌舞音曲を」という高杉東行先生の願いを叶えることができ、先生も大いに喜んで頂けたのではないかと、関係者一同自負しております。
末筆ながら、150回の記念すべき墓前祭にご支援・ご協力を賜りました皆さまに、あらためて感謝申し上げる次第です。