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2014.12.15 吉田観光協会WEBサイトがオープン
当庵も紹介されている吉田観光協会の公式WEBサイトがオープンされました。
吉田町の成り立ちが貴重な古写真と共に紹介されていたり、奇兵隊との関わりの深い寺院の紹介、現在の吉田の四季や物産などの情報も掲載されています。
2014.12.10 東行記念館企画展情報
東行庵に隣接する下関市立東行記念館の企画展情報です。
晋作の正妻雅子が野村望東尼との合作で有名な句を書き残したものなど、晋作ファンでなくとも一見しておきたいものが多く展示されています。実物を間近で見て、筆遣いなどで当時の人たちの心の動きを感じてください。
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常設企画展「晋作を支えた人々」
(H26年12月10日~H27年4月5日)
山縣有朋書の東行庵由緒など、高杉晋作を支えた身近な人々の関連文書や遺品を紹介しています。
〈 主な展示物 〉
「高杉晋作書状 両親宛」
文久3年(1863)12月4日、晋作が父小忠太・母みちへ宛てたもの。
「梅処尼所用鞄」
晋作がおうの(梅処尼)に贈った英国製の鞄。
「高杉雅子書」
晋作と野村望東尼の合作を雅子が書き記したもの。
「山縣有朋筆東行庵由緒」
明治35年(1902)11月に山縣有朋が書いた東行庵の由緒書。
2014.11.05 東行記念館企画展情報
東行庵に隣接する下関市立東行記念館の企画展情報です。
所蔵の具足をはじめ、国内にある晋作の詩書・書状など、決起に至るまでの思いや意気込みを伝える品々が展示されています。
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高杉晋作決起150年記念特別展「晋作決起―長州復権への道―」
(11月5日~12月7日)
高杉晋作決起150年を記念して開催するもので、晋作の生涯及び長州藩の幕末史における「決起」の位置づけとその意義を紹介します。
〈 主な展示物 〉
「高杉晋作扁額書」(周南市美術博物館蔵)
「天勾践を空しゅうする莫れ、時に范蠡無きにしも非ず」とは、南北朝の動乱を描いた『太平記』からの引用。
「高杉晋作詩書」(京都大学附属図書館蔵)
万延元年(1860)10月27日、吉田松陰の一周忌に際して晋作が詠んだ七言絶句。
「高杉晋作所用具足一式」(胴丸、個人蔵/下関市立東行記念館寄託)(他、下関市立東行記念館蔵)
元治元年(1864)12月15日深夜、晋作が長府功山寺において決起した際、着用していた具足一式。
「高杉晋作書状 吉富藤兵衛宛」(個人蔵/山口県文書館寄託)
元治元年(1864)12月27日、晋作が吉敷郡矢原村(現山口市)の大庄屋吉富藤兵衛へ宛てたもの。
「高杉晋作詩書」(福岡市博物館蔵)
元治元年(1864)11月、晋作が野村望東尼の平尾山荘を辞する際に詠んだ七言絶句。
「奇兵隊日記(元治日記六)」(京都大学附属図書館蔵)
「元治日記六」は、元治元年(1864)11月15日から翌2年(1865)正月22日までの記録。
2014.09.09 東行記念館企画展情報
東行庵に隣接する下関市立東行記念館の常設企画展が本日より公開です。
所蔵の奇兵隊士写真や転戦中の奇兵隊士書状など、歴史上の出来事を身近に感じることができる品々が展示されています。
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常設企画展「奇兵隊の軌跡―維新への道―」(9月9日~11月3日)
明治維新に大きな役割を果たした奇兵隊。
その結成から戊辰戦争における活躍までを、館蔵資料を用いて紹介します。
〈 主な展示物 〉
「藤田育太郎写真」
藤田育太郎は奇兵隊士で、はじめ桜山隼人と名乗っていたが、
慶応3年(1867)4月5日より、本名の藤田育太郎として活動するようになった。
北越戦争に従軍中の明治元年(1868)7月25日、越後国長岡(現新潟県長岡市)で戦死。
「藤田育太郎袖印」
藤田育太郎が使用した袖印。絹でできている。
袖印は、萩藩政府によって雛形が決められており、寸法縦9寸(約27㎝)、横3寸(約9㎝)、生地は武士の者は絹、武士以外の者は晒(さらし)となっていた。
「長嶋義輔写真」
長嶋義輔は、慶応元年(1865)3月20日に長嶋益之丞の名で、奇兵隊へ入隊。同年閏5月、義輔と改名する。奇兵隊士として、小倉戦争や北越戦争に従軍したことが確認できるが、
明治3年(1870)2月、脱退騒動の首謀者として捕えられ、3月13日に斬首された。
「長嶋義輔書状 父宛」
慶応4年(1868)5月7日の書状で、越後国高田城下(現新潟県上越市)に居ること等を伝える。 北越に向かった長州軍は、閏4月19日に高田城下に到着。5月10日に新政府軍の本営が柏崎(現新潟県柏崎市)に移るまで、ここを拠点としていた
「矢野安太郎袖印」
晒(さらし)で作られた袖印。
矢野安太郎は吉田村(現下関市吉田)の出身で、慶応2年(1866)2月21日に志願して奇兵隊に入隊。 長期にわたる病気療養のため、翌年8月8日に除隊を命じられるが、約2ヶ月後に再入隊している。 北越戦争中の慶応4年(1868)6月27日、越後国桂峠で負傷した。
「龕灯提灯(がんどうぢょうちん)」
銅またはブリキで釣鐘型の外枠を作り、中に自由に回転するろうそく立てを置いたもの。
この提灯は銅の代わりに木製の枠でできており、細い竹で2ヶ所が締めてある。 先方だけを照らし、自分の方へは光が差さないようになっている。「奇兵隊用」と記されている。
2014.07.21 安倍総理がご来庵されました
7月19日午前に、安倍晋三第96代内閣総理大臣が帰郷の合間をぬって東行庵にお越しくださいました。
父子共に「晋」の字を受け継ぐ浅からぬご縁はもとより、事務所に晋作語録を掲げるほど郷土の英傑に畏敬の念をお持ちになられており、本年3月に建立された高杉晋作銅像銘板の揮毫など、当庵に対しても一方ならぬご協力をいただいております。
銅像周辺も新たに整備され、詩吟でも有名な「焦心録に題す」の詩碑も銅像芳名録の近くに移設。銅像の足下には今回の総理ご訪問を記念した石板も埋め込まれました。
当日は、高杉晋作銅像をご覧の後、東行庵の仏壇にお参りされ、さらに墓前にて献花をされました。
「志が定まった」とのお言葉もあり、これからの益々のご活躍が期待されるところです。
ちなみに「焦心録に題す」 は、下関市立東行記念館所蔵の「甲子残稿」を参照したもので、詩吟に用いられる『焦心録後に題す』とは一部異なります。詩文の内容・意味などはこちらをご参照ください。
2014.06.10 東行記念館での企画展情報
東行庵に隣接する下関市立東行記念館では、6月8日で企画展「晋作と龍馬―両雄が紡いだもの―」の展示が終了し、6月10日より常設企画展「晋作の交友録」が開催されます。
詳細は以下の通りです。
常設企画展「晋作の交遊録」
本展では、晋作の人生を語る上で欠かせない、ゆかりの人物を紹介します。特に、高杉家の人々や、晋作を支えた女性たちとの交友関係に注目し、政治や戦争とは別の側面から晋作の実像に迫る展示となっています。魅力的な人物たちに彩られた晋作の人生を知る機会としてみてはいかがでしょう。
(主な展示資料)
)など
(開催期間)
平成26年6月10日(火)~9月7日(日)
(観覧料)
大人300円(団体、学生割引あり)、大学生200円、18歳以下無料
(休館日)
毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)
※その他展示替えなどで臨時休館があります。
(開館時間)
9時30分~17時(最終入館16時30分)
(お問い合わせ)
下関市立東行記念館
〒750-1101 山口県下関市大字吉田1184番地
電 話 083-284-0212/ファックス 083-284-0219
2014.05.28 菖蒲まつりが6月8日(日)に開催されます
毎年恒例の「東行庵菖蒲まつり」が、6月8日(日)に開催されます。
今はまだ開花前の株が多いのですが、当日には庭園内の東行池を中心に植えられている約6000株の花菖蒲が見頃を迎え、来園者の目を楽しませてくれることでしょう。とくに花の勢いがある午前中がオススメです。
また、花菖蒲や地元野菜の販売(即売会は9:00~15:00を予定)なども行われるため、多くの来園者が見込まれています。
是非お越しいただき、「山陽 花の寺8番札所」でもある東行庵で、見頃の花菖蒲をご堪能ください。
開花ピーク時の様子
2014.04.14 晴天の下、東行忌が行われました。
本日(4月14日)は、高杉東行先生の祥月命日(148回忌)にあたり、当庵としては春の一大恒例としております法要「東行忌」が執り行われました。
参列者や多くの報道関係者が見守る中、吉田緑保育園の園児による「散華の舞」と中尾友昭下関市長の挨拶に始まり、松野實應兼務住職の読経、来賓・関係者の方々の焼香と続く法要が営まれました。
墓前祭では、尺八演奏、献吟、柳生新陰流演武なども奉納されています。
前日までの雨もあがり、晴天に恵まれた清々しい日和の中での墓前祭となりました。
平日にも関わらずご参列いただきました来賓の皆さまをはじめ、式典後の一般焼香にもご参加いただきました皆さまに、厚く御礼申し上げます。
2014.04.06 銅像建立寄付者芳名碑完成のお知らせ
先週3月30日(日)に除幕をいたしました高杉晋作銅像の建立に、ご協賛・ご寄付をいただきました芳名碑が4月6日(日)に完成いたしましたのでご報告いたします。
ご寄付をいただいた方々が当初想定していた人数よりも多く、建立除幕式の当日までに芳名碑を完工させることができませんでした。式典ご参列者の中には、遠方よりご自身のお名前を確認すべくお越しいただいた方もいらっしゃったことかと存じます。誠に申し訳ございませんでした。
ここに芳名碑完成のご報告と共に、あらためてお礼とお詫びを申し上げます。
画像をクリックすると拡大されます。
2014.03.30 高杉晋作銅像建立式典が行われました
前日からの雨模様で開催が危ぶまれましたが、本日無事に建立記念の除幕式が執り行われました。
時折小雨が混じる中、松野兼務住職の読経により式典が始まり、銅像銘板の揮毫をいただいた安倍晋三首相の代理として、令夫人の安倍昭恵さんをはじめとするご来賓の方々と関係者による除幕が行われ、来場者の歓声と拍手をもって銅像の全貌が披露されました。
焼香の後、下本建立委員会会長よりお礼の挨拶が行われ、銅像の製作に関わられた彫刻作家の奈部雅昭氏をはじめとした銅像鋳造や台座製作の関係者の方へ感謝状と記念品が贈られました。
続いて昭恵夫人、高杉家当主の高杉力さん、中尾友昭下関市長、直木賞作家古川薫先生など、多くのご来賓の方々から数々のお祝いのお言葉を頂戴致しました。
式典後には、祝いの宴として東行記念館前の特設ステージにおいて、満開の桜の下、舞踊や吟詠などが献納され彩りと賑わいが添えられました。
寿三番叟(河野勉様) 剣詩舞道(希翔祐閃流様)
献吟(東行庵吟詠会様)
祝舞(花柳三吉社中様) よさこい(馬関奇兵隊様)
※演目順
銅像の建立にご支援とご協力をいただいた方々、式典にご参列いただいた方々、式典運営にご協力いただいた地元の皆さまに心より厚くお礼申し上げます。
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