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2022.02.18 近く、 梅のみごろ

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                               (令和4年2月18日:梅園)

  お待たせしました。いよいよ、梅の時期到来です。これから下旬が見ごろになると思います。今朝も、東行墓は、うっすらと雪化粧で、名残雪、に包まれていました。

 禅の教えに「梅は寒苦を経て清香を発す」というのがあります。厳しい寒さを経て、やがて清らかな香りを辺りにふりまく。というものですが、まさにこの時期に咲く、梅そのものですね。

 高杉晋作は、ご存知のように苦難の道を経て明治維新の実現に尽くしました。萩から九州へと逃避するときは、谷梅之助と変名してのことですが、長男には「梅之進」(のち東一)と名づけ、愛人おうのに贈った茶杓の銘は「梅處」でした。そうして初代庵主は「梅処尼」2代庵主は「梅仙尼」と称しました。墓守りに勤めたその行いは、清香そのものと言えましょう。

 梅園のすぐ上の山辺には、高杉東行(晋作)、梅処・梅仙・さらに三代目の玉仙尼が眠っています。どうぞ、ごゆっくり清香をお楽しみくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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