お知らせ
2021.02.22 お待たせしました 梅花満開
遅れていました梅花。やっと、満開の時を迎えました。昨年に比べ10日余りも遅くなりましたが、梅花の清らかな香の下で、満面の笑みのひと時をどうぞ。
「曲水の梅苑」の碑は、平成元(1989)年、この場所で「曲水の宴」が、煌びやかに開かれたことを示すものです。東行庵第3世:谷玉仙庵主の行った最後の大きな催しでした。庵主はその年の10月1日、69歳で急逝され、今年33回忌を迎えます。
「曲水の宴」は、宮中で催された歌会を再現した行事で、現在では大宰府天満宮など全国でもほんの数か所で催されています。
内容は、ゆるやかな細い流れに杯を浮かべ、自分の前に流れ来る間に一句を詠み、短冊に記し、酒を飲むと次へと流すものです。詠み人の衣装は、色とりどりの平安時代の衣装を身につけた、きらびやかなものです。この催しは、数年続いたのち惜しまれてなくなりました。以来、30余年、時の流れを語る碑でもあります。